胡錦濤国家主席は先月14日から17日にかけ、大型旅客機の組立任務を担う中国商飛上海飛機製造有限公司を視察し、従業員に真実を科学的に求め、中国人が独自に開発した大型旅客機を一日も早く青空に飛び立たせるよう激励した。人民日報が2日伝えた。
中国第1号の大型機は2014年に初飛行、2016年に許可証を取得する計画で、今年からすでに予約受注が始まった。エンジンを製造する中航商用飛機発動機有限責任公司の張建総経理によると、中国が独自に開発する最初のエンジンは2016年に完成する予定で、国産エンジンと国産大型機を一緒に青空に飛び立たせられるよう開発が進められているという。
同社副総経理で大型旅客機の総設計師を務める呉光輝氏によると、エアバスは「A」、ボーイングは「B」、中国初の大型機「C919」は「C」で始まる。この中には、世界の大型旅客機市場に打って出るという決意と、世界の大型旅客機の製造業にABCの並立局面を形成しようという思いが込められている。(編集KA)
「人民網日本語版」2010年2月3日