朝鮮版「紅楼夢」中国で凄艶、追加公演へ

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発信時間: 2010-06-10 16:39:08 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 観客の情熱と入場券完売を受け、朝鮮血海歌舞団の歌劇「紅楼夢」中国巡回公演の旅が延長され、再度北京に戻り3回の追加公演を行うことになった。また朝鮮側は中国の四大民間説話のひとつ、「梁山伯と祝英台」も上演する計画。

 今回の公演を企画する中国対外演出公司(CPAA)が9日明らかにしたところによると、朝鮮歌劇「紅楼夢」は来月5-7日の日程で北京に戻り、国家大劇院歌劇院で計3回の追加公演を行い、同歌劇の中国公演は閉幕する。

 朝鮮血海歌劇団による歌劇「紅楼夢」はその芸術的影響力と「紅楼夢」に対する尊重と敬愛の心から、先月初めに北京BTV大劇院で初回公演が行われた後、呼和浩特(フフホト)、長沙、武漢、福州、深センなどの都市を廻った。朝鮮版「紅楼ブーム」は今なお高潮しており、引き続き重慶、西安で公演される。舞台を鑑賞する「高いハードル」にもかかわらず、多くの都市が依然として続々と公演を招待しており、天津、長春でも「紅楼夢」公演が新たに加わった。

 朝鮮歌劇「紅楼夢」中国公演に同行する中国側スタッフによると、劇中のすべての演出は一視同仁で、主役・脇役の区別はなく、勲功俳優・新人俳優の区別もなく、公演先ではひとりひとりが舞台架設・撤去に参加、主役の賈宝玉・林黛玉・薛宝釵役もその例外ではない。公演終了後には毎回、午後10時に俳優達はメークを落とし、作業服に着替え、分担してトレーニングを行う。声帯を守るために全員がマスクを着用する。これは俳優達にとっての「約束事」だ。

 朝鮮歌劇「紅楼夢」の中国での大成功を受け、意欲の高まった朝鮮側は、中国の民間説話「梁山伯と祝英台」の上演も計画している。現在中国の専門家と共に、「梁山伯と祝英台」の台本制作を練っている。

 「人民網日本語版」2010年6月10日


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