中国は60-70年代、戦争と自然災害に備えるため数多くの弾薬を備蓄していた。そのため、廃棄した弾薬の量はどの国よりも多く、それにかかる仕事量も他の国より多かった。新華社のウェブサイト「新華網」が27日伝えた。
中国が大規模な爆弾撤去を始めたのは80年代中期からだ。その頃は爆弾撤去を始めたばかりで、仕事量も多く、当時はまだ経験不足で、多くの死傷事故が起きた。
近年、特に今世紀に入ってから、中国の爆弾撤去レベルは急速に向上した。現在、爆弾撤去の際に使用されているのは第2世代の機械や道具で、大幅に自動化が進んだ。弾薬の種類によってそれぞれ対応し、専門の機械や道具が使われる。
中国の爆発物処理部隊の爆発物処理装備やレベルは米国にも劣らない。専門的な部隊装備や機械では世界で一二を争う。(編集KA)
「人民網日本語版」2010年8月27日