月探査衛星「嫦娥2号」は今のところ正常に運行し、人工衛星と地上の通信も順調で、鍵となる技術の検証が現在進められている。中国新聞網が13日付けで中央電視台(CCTV)の報道として伝えた。
嫦娥2号はまもなく科学装置の点検を行い、月面画像の撮影や月表面を覆う土壌の厚さの測定など計画を実行するための準備に入る。また、鍵となる技術の検証も同時に進められる。
航天科技集団の張廷新氏によると、これからCCDカメラやレーザ高度計の電源が入れられ、科学測定や月面画像の撮影が行われる。他にもXバンドの検証、モニター小型カメラの検証など検証実験も実施されるという。(編集KA)
「人民網日本語版」2010年10月14日