月から100キロメートルの作業軌道に入った月探査衛星「嫦娥2号」は12日、初めて大量の科学データを地上に送信した。13日までに送られてきたデータは32ギガバイトに上る。中国新聞網が13日付けで中央電視台(CCTV)の報道として伝えた。
今月9日の3度目の月接近により、月から100メートル離れた軌道に入ってから、嫦娥2号はこれまでに作業軌道を48周、55万キロメートル以上飛行した。国家天文台のデータ受信情況から、人工衛星と地上の通信はすべて正常に行われているようだ。(編集KA)
「人民網日本語版」2010年10月14日