科学技術部が行った2009年度全国科学普及に関する統計結果が28日、発表された。それによると、科学普及経費は年々増加を続け、09年には全国1人当たり2.10元と08年の1.84元に比べて0.26元増加した。「科技日報」が伝えた。
今回の統計の有効回答は4万3856件で、科学普及事業が着実に広がっていることが統計結果から明らかになった。
科学普及経費を具体的にみると、09年に社会全体で集まった科学普及経費は08年比34.37%増の87億1200万元、政府が拠出した科学普及経費のうち、特別経費は28億700万元、政府拠出が全体に占める割合は08年の72.48%から67.65%に下がった。科学普及が社会的事業になってきているといえる。
統計によれば、科学普及に従事する人数も増加を続けており、09年には180万8400人と08年比で2.69%増加した。うちフルタイムは23万4200人、パートタイムは157万4200人で、全国1万人中13.55人が科学普及に関わっている。(編集KA)
「人民網日本語版」2010年12月28日