中国初となる鉱山坑内避難施設の有人実地検証試験が10日に山西省ロ安集団常村炭鉱で行われた。炭鉱労働者、救護隊員、研究者ら80人が深さ470メートル余りの坑内に設置された避難施設で、48時間の事故環境シミュレーション密閉実地試験に成功した。「人民日報」海外版が伝えた。
この避難施設は事故が起きて脱出できない場合に、有毒・有害気体の進入を防ぐためのもの。試験参加者は室内に設置された通信システムによって地上の指揮センターとビデオ通話などを行った。(編集NA)
「人民網日本語版」2011年4月11日