中国「海洋6号」が太平洋で海底鉱物の戦略的探査へ

中国「海洋6号」が太平洋で海底鉱物の戦略的探査へ。

タグ: 海底鉱物 探査 太平洋 海洋6号

発信時間: 2011-06-29 17:41:09 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

広州海洋地質調査局の「海洋6号」が28日、太平洋へ向けて出航した。4カ月間にわたり海底鉱物の戦略的探査を行う。広州日報が29日付で伝えた。

海洋6号は中国の独自開発した初の天然ガスハイドレート(NGH)総合調査船。同船にとって国家遠洋科学調査任務の遂行も今回が初となる。

中国大洋協会は国際海底機構(ISA)との探査契約を履行するため、現在の国際海底区域の資源研究・開発情勢に基づき、海洋6号を太平洋西部、中部海域に派遣し、重点区域で多金属団塊など資源・環境調査や基礎科学研究を行うことを決めた。期間は6月から10月までの約120日間。

中国はすでに1999年に国際海底で7万5000平方キロの多金属団塊資源契約区を獲得。同区域の排他的探査権、優先的採掘権を有する。海洋6号は中国の独自開発した初のNGH総合調査船。建造費約4億元を投じ、2009年10月に運用が始まった。航続力は1万5000海里。編集NA)

「人民網日本語版」2011年6月29日

 

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