中国科学院が今後10年間に、暗黒物質や暗黒エネルギーを研究するための衛星、量子暗号通信用の衛星など五つの科学衛星を打ち上げる。
白春礼院長が23日、「人類の発展史において、すでに5回の科学技術革命が起きている。6回目の科学技術革命は、生命科学、物質科学、この二つの科学が交叉する分野で起きる可能性が非常に高い」と指摘した。
さらに次のように説明した。中国科学院は、物質科学分野の暗黒物質と暗黒エネルギーの研究を今後10年間の研究計画に組み入れた。宇宙における暗黒物質の存在をさぐるため、我々は科学衛星を打ち上げる準備を進めている。中国科学院は今後10年間に、量子暗号通信衛星、暗黒物質、暗黒エネルギーを研究するための衛星、科学実験衛星など五つの衛星を打ち上げる計画だ。
「新華網日本語」より2011年9月24日