北京では、毎日、人々は生活のため遠く離れた郊外の家から北京市の中心街の職場まで大移動をしなければならない。
朝と夕方、地上と地下の2つのルートで大群が移動する。地上は自家用車とバス。地下は地下鉄だ。地上で1日2回の大移動で、ひどい渋滞が発生する。マイカー族は、早朝6時には出発しないと込み合う道路を通って、会社までたどり着くことができない。この早朝の移動軍は彼らの休息の時間を大幅に奪う。そして地下では、込み合っても渋滞はないので、多くの人がこのルートを選択する。早朝6時に起き、まだあまり混んでいない地下鉄を使って会社に行く人々は、電車の中で一眠りしている。早朝の大移動で休息時間を大きく削られ、朝から疲労困憊の様子だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年12月3日