月探査の夢を抱いていた国は、今では科学において最大の役割を担う国を否定するようになった。米国メディアが自国政府が「革新の道を断ち切った」ことに不満を示しているときに、そのライバルである中国の有人宇宙事業は15日に丸10年を迎えた。
ドイツメディアは、中国が望む宇宙征服は「人の真似」などと言われていたが、10年の努力によりこの国は名実伴う宇宙強国になったと論評した。
米国はまだ準備が整っていないようである。米国主導の宇宙会議に中国が出席することを拒んだほか、宇宙分野への参入順序と中国に超えられる可能性を何度も強調している。