豪シンクタンクのロイ国際政策研究所のウェブサイトは12月2日、「中国が月に残す足跡」と題する記事を掲載した。内容は下記の通り。
今回の任務は、中国の宇宙事業における影響力の高まりを示す、新たなシグナルとなる。米メディアの一部の報道は驚きを隠しきれておらず、まるでこれまで中国の宇宙計画に注意してこなかったかのようだ。実際には中国は10年前に有人宇宙飛行に成功しており、その後月周回衛星を2回発射した。
中国の有人月面着陸にはまだ10数年が必要となるが、着実に進展を実現している。米国の一部の専門家は、中国は月面着陸にそれほど興味を持っていないと判断している。しかし中国の月探査プロジェクトは、月に残される人類の足跡である。