「スキーは私の大好きなスポーツ。スピードと躍動感がとても気持ちいいです」こう語るのは2022年の北京での冬季オリンピックでの開催を期待する男の子。「僕が初めてスキーに出会ったのは6歳のある冬の日。大雪が降った後で一面銀世界でした。スキーをやったことのない私たち家族3人を近所の人たちが豊台区の万龍八易スキー場へ連れて行ってくれました。
スキー場に着くと分厚いスキー服に着替え、重い靴をはき、スキーの板に乗りました。足がうまく動かせずまるでまるでロボットのようでした」「最初僕たちは練習コースへ行きました。でもなんと1回目で滑れたのです。それで自信がついて滑るたびにうまくなりました。ちょっと難しい初心者コースも楽しくてたまりませんでした。初めてなのに一度も転ばなかった僕を見て、みんな感心していました。僕もうれしくなりスキーがとても好きになりました。次の機会にはぜひ、坂の急な中級や上級コースにも挑戦したいです」と語った。
「でもスキーのシーズンはあまり長くありません。それで今度は崇礼スキー場の両親に連れてってもらうように頼むつもりです。雪がよくて、長い期間滑れるからです。そういえば、河北省張家口の崇礼は北京と一緒に2022年の冬季オリンピックの候補に手を挙げているのですね。天然のスキー場なので試合には最適です。それにクリスマスや音楽会なども開かれ若い人たちにも人気です。オリンピックの開催がもし決定したら、北京だけでなく崇礼でも一生懸命スキーを練習して、オリンピックのときにはぜひ選手として参加したいです」と目を輝かせた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年10月28日