北京市が高齢者サービスの充実化を推進、専用カードも充実化

北京市が高齢者サービスの充実化を推進、専用カードも充実化。

タグ: 高齢者サービス 専用カード 

発信時間: 2015-01-30 16:28:37 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

北京市は「高齢・障害者カード」に関する業務を充実させる。同市民政局の李紅兵副局長は、カード業務の拡大を通じて「誰が困っているのか、より優れたサービスをいかに提供するか、政府購買の方式をどのようなものにするか」などの問題を解決していく――と語った。李副局長は「北京市の80歳以上の人口は、今年2月時点で43万人になる見込みであり、そのうち98%が高齢・障害者カードを持っている。

現在カードが使える場所は7000ヶ所だが、今年前半までに12000ヶ所まで増やす」ことを明らかにした。同カードは銀聯カードと同様に、現金の引き出し、振込み、決済機能を持つほか、バスや公園のフリーパスとしても使用できる。このほか市内の高齢者福祉センターを新たに40ヶ所以上建設する。それと同時に既存の福祉センターに暮らす高齢者のニーズを拾い上げ、社区(地域コミュニティ)の託老所と市内の福祉センターの結びつきを強化する。それによって福祉センターのサービス範囲範囲に広げる狙いがある。 

「具体的に力を入れるのは飲食サービスの分野。高齢者に対する栄養供給に基準を定め、これに対応する政策を講じる。給食センターを設置し、補助金制度も導入する。給食センターで作った食事を社区などに配送することで、高齢者の飲食問題を解決していく」と強調した。 このほか、高齢者の飲食、健康管理、家事、専門用品などといったこれまでの高齢者サービスを総括し、同サービスを提供する企業のチェーン展開化や大型化を推進していくことも表明。高齢者サービスの主力企業を支援し、「北京の高齢者サービス」のブランド化に力を入れるとした。

 

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年1月30日

 

 

 

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