2022年冬季五輪の開催地決定まであと5ヶ月を切ってきた。具体的なスケジュールは国際オリンピック(ⅠOC)評価委員会が5日間の視察を終えたのち、北京・アルマトイ(カザフスタン)の両候補地に対する評価報告が作成され、6月9~10日にIOCの関連会議に送られる。7月31日、マレーシアのクアラルンプールで最終決定される。
インド新聞社は「両都市ともに開催能力を持っている。問題はどちらがよりふさわしいかである」と論評した。多くのメディアは北京のオリンピック招致にかける意気込みを称賛する。米紙ロサンゼルス・タイムスは「北京はかつて西洋の国からスモッグあるため開催地にふさわしくないと見られ、またわずかの期間に夏冬五輪を続けて開催する都市はこれまでなかったともいわれていた。しかしこの1年間の活動によってこのような見方は消え去った」と指摘している。