葉君の父親は中国で15年商売を続けている。“従業員はすべて中国通”というが父親の店のモットーで、父親自身も中国文化を深く愛していた。彼は多くの写真やビデオを用意して葉君に中国文化を学ばせた。しかし“青は藍より出でて藍より青し”のことわざどおり、葉君は父親の中国語の発音についてすぐに間違いを教えるようにまでなったという。 ▽中国語硬筆習字大会「最人気賞」も受賞▽ 実際、神童といわれる葉君の演技を映したYouTubeでは視聴回数があっという間に100万回に達した。ロシアで最も人気のあるインターネット新聞のlenta.ruも、葉君のプロフィールと彼への賞賛の数々を詳しく紹介した。
一方中国のネットでは「友愛や友情はこうして伝わるものだ。ロシアのお友達ありがとう」という書き込みがあった。一人の神童の出現によって、両国民の間に交流の道が開かれた。より多くの中国人がロシアに興味をもち、より多くのロシア人が中国を好きになる新たな交流の始まりである。 葉偉国君の過去の受賞:今年2月に北京で開かれた、第1回「ロシア中国語硬筆習字大会」で「最人気賞」を見事獲得。当日、会場の中で最も精彩を放っていたのは、わずか6歳の葉偉国君の手による秀作であった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年5月21日