日本の『産経新聞』の28日の報道によると、日本のある50歳男性は刑務所服役中の食事条件が悪いとして訴訟を起こし、日本政府に150万円の損害賠償を求めた。
この男性は2012年から14年にかけて山梨県の甲府刑務所に服役。歯が弱いことから主食はお粥が中心で、刑務所に「お粥は量が少なく、健康に影響を及ぼす」と意見した。
甲府地方裁判所は27日、「法務省が定める服役者に出す食事のエネルギーに関する規定に基づくと、この服役者のエネルギー摂取量は基準値と変わらない」という判決を下した。しかし、原告の状況を考慮し、慰謝料として日本政府に10万円の支払いを命じた。甲府刑務所は、「管理の調整を行なう」とした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年5月29日