米紙『ハフィントン・ポスト』の5月27日の報道によると、ロシア・モスクワに住む26歳女性のアンジェリカ・ケノヴァさんは、両親に長期にわたって身なり、食事、トレーニングなどを厳しく管理され、人形のように扱われ「リアルバービー」になった。
ケノヴァさんは整形手術を受けておらず、外見と体型は全て両親の「熱心なケア」による成果だという。彼女は食事、トレーニング、格好のどれも両親の言うことを聞き、デートも1人で行かせてもらえない。彼女はひとり立ちする年齢だが両親から家を出ることを反対され、経済的な理由からも言うことを聞いている。両親から人形のように扱われているが、ケノヴァさんはプレイボーイ誌の表紙を飾る女性に憧れ、その夢をあきらめていない。
実は、ケノヴァさんのように「リアルバービー」と言われる若い女性は東欧に多くいる。ウクライナの「リアルバービー」ヴァレリア・ルカノワさんは自分の写真は修正されたもので、効果は完璧だと示している。また、多くの「リアルバービー」が理想の美しさに近づくために多額をかけて整形手術を受けている。
「リアルバービー」は非現実的な美の基準だと批判されているが、彼女たちがどのように「リアルバービー」になるかは興味が持たれている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年6月1日