400年前のスイカはどのような形をしていたか、多くの人が知らないだろう。米ウィスコンシン大学の園芸学者であるジェームス・ニンハウシュ教授によると、野菜や果物は数百年も保存できないため、絵を通して歴史を知ることができる。先ごろ展示された17世紀のイタリア人画家ジョバンニ・スタンキの油絵は多くの人の好奇心を満たした。この油絵を見ると、数百年前のスイカの形と内部構造は現在のスイカと異なることが分かるスイカの断面は拡大されたザクロのようで、果肉が別れ、赤い果肉と種は子室の中にある。スイカはアフリカ大陸の原産で、その後に南欧と中東に伝わった。1600年には欧州の農場や市場ではよく見られる果物だった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年8月20日