普通の人は、賞味期限切れの食品は新鮮でない、腐ってるなどという理由で捨てる。しかし、外国メディアによると、イギリスに「ジャンクフードカフェ」という店がある。この店は賞味期限切れの食品だけを販売し、まだ食べられる食品を有効利用している。この理念は多くの業者に認められ、その影響は外国にも及び、今では米国、フランス、オーストラリアなど世界の約120店舗が提携店になっている。
報道によると、この事業を始めたイギリスの料理人スミスさんは、年間約13億トンの食料が浪費されており、この量は世界の総生産量の40%に相当し、食料分配の不均衡は無駄に繋がっていると考えた。スミスさんは、食料浪費という問題に重視すべきだと思い、「本当のジャンクフードプロジェクト(Real Junk Food Project)」を立ち上げ、実際の行動でこの問題への関心を集めようとしている。このプロジェクトを支持する業者は増えたが、イギリスでは賞味期限切れの食品を販売することは違法であるため、この「ジャンクフードカフェ」は寄付という形をとり、客の支払いは自由である。スミスさんによると、オープン以来、すでに約200トンの賞味期限切れの食品を「救った」という。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年10月10日