「理想の仕事が見つからない。それなら起業すればいい」と話す長沙市に住む女性・楊詩麗さんは、わずか半年で500元の開始資金から月収15万元を稼ぐようになった。
2013年、楊詩麗さんは人生で最初の仕事に就き、長沙市の某企業の受付を担当した。月収は1500元だった。数日後、1人の指導者が来て、彼女は笑顔を見せなかったとして解雇された。自由が好きな彼女はバーで働くことを決め、昼間に寝て夜に働くという昼夜が逆転した生活を送っていた。
彼女の起業の物語はバーで働いていたときに始まった。暇なときに家で料理を作り、食べた友人から絶賛されたことがきっかけである。
2013年7月、彼女は「Wechat」で富裕層向けに料理のデリバリー販売を始めた。家伝の特製ダレ、独特な口当たり、上質の食材に頼り、1個5元の煮玉子から1杯188元の麺を販売した。これほどの価格で売れるのは、彼女が味に自信を持っていたためである。
2013年9月25日、注文が増えたため彼女は自分1人で行うことができなくなり、6人の従業員を雇った。1ヶ月後、注文は15万件に達した。営業開始から3ヶ月足らずで彼女は100万元以上するスポーツカーを購入し、デリバリーにも使うため客から「スポーツカー女神」と呼ばれている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年11月5日