クリスマスまであと1ヶ月あまりとなり、フランス郵政公社は5日、恒例の「サンタクロースに手紙を書く」活動を今年も行い、返信する「サンタクロース」60人を雇ったと発表した。11月17日から手紙、メールでの返信を始めるという。
この活動は、夢のようなクリスマスを過ごしてもらうことを目的に1962年に始まった。フランス郵政公社の統計によると、2014年、この活動には140の国・地域から110万通以上の手紙と12万3000通以上のメールが寄せられた。手紙の内容は、欲しいクリスマスプレゼントや、サンタクロースへの思いである。
フランス郵政公社は以前、3~9歳の子どもたちの多くがサンタクロースの存在を信じているため、「サンタクロースに手紙を書く」活動は教育の意味が込められた活動とされているが、この活動は手紙を書くことに興味を持たせることもできると発表。また、子どもたちが12月22日のサンタクロースの仕事が終わる前に祝福と励ましのメッセージを受け取られるように、親たちに名前と住所をしっかり書く手助けをするよう呼びかけた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年11月6日