20日に山東省青島市で開かれた第7回中日韓文化相会合において、中国の寧波、韓国の済州、日本の奈良が「2016年東アジア文化の都」の称号を授与された。
中国のラク樹剛文化相、韓国の金鍾徳文化体育観光相、日本の義家弘介文部科学副大臣は席上、近年の中日韓の文化交流の発展を整理し、実務的な協力のさらなる深化を巡り意見交換した。会期中には中韓・中日・日韓の二国間会談が実施され、「中日韓芸術の夕べ」などの文化活動が催された。
3カ国は会合後、「中日韓文化相会合――青島行動計画(2015-17年)」を発表し、今後3年間の3カ国の重要な協力分野と重点プロジェクトについて計画した。
同会合は3カ国の政府間の対話枠組みで、3カ国の文化相の定期的な意見交換の場となっている。中国文化部の提唱、アジアの対話と協力の精神により、第1回会合が2007年に中国の南通市で開かれた。
2012年5月に上海で開催された第4回会合では、3カ国の「東アジア文化の都」を選出することが決定された。2013年9月の第5回会合では、初の「東アジア文化の都」に中国の泉州、韓国の光州、日本の横浜が選ばれた。2014年11月の第6回会合では、第2回「東アジア文化の都」に中国の青島、韓国の青州、日本の新潟が選ばれた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年12月21日