スペインメディア:世論調査で判明 中国人が最も楽観的

スペインメディア:世論調査で判明 中国人が最も楽観的。 スペイン紙『エル・パイス』は2月19日、「世論調査で判明 中国人が最も楽観的」という見出しの記事を掲載し、「中国人は勤労、慎重、友好的、礼儀正しいというイメージがある…

タグ: 中国人,世界一,楽観

発信時間: 2016-03-06 09:27:01 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

スペイン紙『エル・パイス』は2月19日、「世論調査で判明 中国人が最も楽観的」という見出しの記事を掲載し、「中国人は勤労、慎重、友好的、礼儀正しいというイメージがある。東洋哲学の信仰により、彼らは精神面のものを重視する傾向にある。しかし、私たちは中国人が世界一楽観的であることを知らない」と記した。

イギリスの世論調査会社はこのほど、17ヶ国の国民を対象に調査を実施した。その結果、中国人の41%が「世界はもっと良くなる」と回答し、その比率はその他の国を上回った。次にこの比率が高いのはインド人で23%、3位はサウジアラビア人で16%。また、欧州ではスウェーデン人が最も高かったが、その比率はわずか10%で中国人の4分の1以下だった。ここから、中国はある面では手本にならないが、小さなことから幸福感を得るという点では西洋人は中国人から学ぶべきものが多くあると言える。

中国人が幸福を感じる理由は2つある。1つは、中国人には満足を知れば幸福を感じられるという価値観があること、もう1つは国が良くなっていることである。1979年以降、不平等はまだ存在するが、多くの中国人の生活レベルが大幅に向上した。中国は世界で最も多くの人が最短期間で生活を改善した国である。これも楽観視を中国全体に広めた一因である。中国の農村部の人たちの幸福感は主に「満足を知れば幸福を感じられる」という考えから来ており、都市部の人たちは美しい未来へのあこがれから来ている。農村部の人たちは、生活が貧しくても食べるものがあることに満足し、これは中国人に道教と仏教の思想が浸透していることと関係している。都市部の人たちの気力にあふれた楽観的な精神は主に社会的財産の蓄積から来ている。彼らは世界の中心になっていく中国を目の当たりにしている。外部では「中国の危機」がささやかれているが、中国の状況を見ると一概に成長は鈍化しているとも言えない。2015年の中国のGDP成長率は6.9%、給与伸び率は7.4%だった。

生活レベルが向上すれば、幸福感も高まる。

また、中国の台頭は勤勉な中国の人民の手によるものであり、その意味は大きい。「勉学に励み才能を得る」、「懸命に働き豊かになる」という伝統的な思想が多くの中国人の心に根付いている。中国人の勤労は、他国の人より努力したいという生まれ持った考えがあるためではなく、裕福と幸福につながるためである。

 一方、フランス人は世界一悲観的で、「世界はもっと良くなる」と回答した人はわずか3%、「世界はもっと悪くなる」と回答した人は81%に達した。近ごろ国内で発生した同時テロ事件がフランス人を悲観的にしたのかもしれない。中国にも同様に衝突はあるが、多くの人の生活は秩序が保たれ安定しており、全てが良い方向に発展している。これが中国人と西洋人の違いである。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年3月6日

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