

468万元の地震車がこのほど登場した。地震車には十数人が入れるという。(写真引用元:河南省地震局)
スウェーデン製のボルボに4セットの通信設備、発電装置がついた河南省地震局の「スーパー地震車」が公開され、注目を集めている。また、468万元という価格と、地震車の実用性にもネットユーザーから疑問の声が上がっている。
河南省地震局応急救援処の余軍生処長は記者に対し、「スーパー地震車」はまだ1台しか購入しておらず、検査を通ったばかりで、華北地区でマグニチュード6.0以上の地震が発生したらすぐに導入すると話した。世界の同類の商品と比べると、468万元という価格はそれほど高くないという。
余軍生処長によると、地震車の使用範囲は河北省にとどまらず、河南省が中原地区にあることから、地震車を華北地区ひいては全国の「機動部隊」にすることを決めた。「河南省は全国の中央にあり、東西南北の交通が便利であるため、周りで地震が発生した際にこの地震車がすぐに現場に駆けつけて指令センターの機能を担うことができる」と、余軍生処長は述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年5月30日
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