中国科学院強磁場科学センターが14日に明かしたところによると、同センターの科学研究員が新型の白血病抑制剤を開発したことがわかった。現在、前臨床試験を行っており、ネズミの体内の腫瘍抑制率は65%に達したという。この研究成果は近く医学雑誌『Oncotarget』に掲載されることになっている。
強磁場科学センターの劉青松研究員課題チームと劉静研究員科学チームは、慢性骨髄性白血病に対する自主的知的財産権を有する新型のBCR-ABL分子標的抑制剤CHMFL-074を開発した。
研究チームが開発した分子標的抑制剤CHMFL-074は、BCR-ABL陽性白血病細胞や慢性骨髄性白血病患者の白細胞増殖を抑える効果がある。この研究成果は中国発明特許とPCT国際特許に申請されている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年7月15日