真空チューブ列車、中国が2017年に試験線を敷設へ
真空チューブ列車、中国が2017年に試験線を敷設へ。
タグ： リニア列車
発信時間： 2016-11-30 12:57:51 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
ジェットコースターのように回転しながら走行するリニアレール交通模型、透明の真空チューブ内を高速走行する試験列車、高温・超電導リニア列車試験線――湖南省株洲市で27日に開催された「2016レール交通産業国際サミット報告会」において、観衆の視線は西南交通大学首席教授の張衛華氏が展示した、高速レール交通の新技術に釘付けになった。
これらの新技術は、レール交通分野の最新の科学研究成果だ。張氏は「これらの技術はまだ実験段階だが、近い将来現実化し、人々により安全で高速の、便利な外出方法を提供する可能性がある」と述べた。
張氏は、スピードがレール交通技術の発展をけん引すると判断した。次世代高速列車、高速リニアレール交通、真空チューブレール交通が、未来のレール交通技術の高速化の重点分野になる。
現場の専門家によると、中国は次世代高速列車、時速600キロの高速リニア車両の研究開発を、大々的に進めている。2017年には真空チューブ高速（時速400キロ）試験線を敷設する。
中国工程院院士の銭清泉氏は「中国が初めて独自に開発した中低速リニア線は、長沙市で良好に運行している。これはリニア技術の全国範囲の普及に向け、良き見本となっている。我々は現在、高速リニア車両を積極的に研究開発している」と話した。
「中国網日本語版（チャイナネット）」2016年11月30日
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