イギリスの『デイリー・メール』によると、スペインのマドリード・カルロス3世大学が開発したロボット「TEO」は、階段を上る動作とドアを開ける動作に続き、服にアイロンをかける動作を覚えた。
TEOは2012年に誕生した。身長180センチ、体重80キロで、人間と同じで頭、体、4本の手足がある。アイロン台の前で、TEOは頭部に内蔵されているカメラでスキャンして3D画像にし、シワの状況を計算する。全てのシワを把握すると、アイロンをかけ、計算したルートに沿ってシワを伸ばしていく。その動作をクリア決して服をきれいにする。
TEOの動作はまだゆっくりで、人がサポートしなければいけないが、研究者は「このような家事ができるロボットはいずれ家庭に入る」と話す。研究チームは、TEOが方法を設定するのではなく、人の動作を観察してできるようになることを最終目標にしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年6月26日