工場がやって来ると、その後すぐに繁栄が訪れる。18世紀に産業革命が始まったイギリス。19世紀のアメリカ。20世紀の日本とその他アジア諸国。長期にわたり工場は、世界経済が富を再分配する機能を果たしてきた。
これは農業やサービス業とは異なるものだ。製造業は大量の労働力を使った高効率な生産方式を通じて世界経済に参与する。同時に、工業化は自給自足の農民を世界経済の消費者と生産者にする。
中国を30年足らずで貧困国家から世界2位の経済大国にのし上げたのも、工業化のおかげである。「明日の世界の工場」になることで、アフリカもこの壮挙を成し遂げることができる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年11月11日