中国の「人工太陽」に進展 加熱効率が初めて10MW突破

中国の「人工太陽」に進展 加熱効率が初めて10MW突破。

タグ:人工太陽

発信時間:2018-11-14 14:16:39 | チャイナネット | 編集者にメールを送る



 政府の公式サイトが13日に伝えたところによると、中国の「人工太陽」プロジェクトが重大な飛躍を遂げ、初めて加熱効率が10メガワットを突破した。プラズマ蓄積エネルギーは300キロジュールに増加し、電子旋回と低スプリアスの協同加熱により、プラズマ中心の電子温度が初めて1億度に達した。


 「人工太陽」は全称「国際熱核融合実験炉(ITER)計画」で、その装置は大規模な熱核融合炉を発生させる超伝導トカマク。ITER計画は世界最大規模、影響が最も長期的な国際科学研究協力プロジェクの1つで、EU、中国、韓国、ロシア、日本、インド、米国が参加する。この7カ国は世界の主要核国家と主要アジア諸国で、その人口は世界の半分弱を占める。


 中国がITER計画に参加するのは、エネルギーの長期的なニーズに着目するためである。中国は急成長を続ける発展途上大国で、エネルギー問題が際立ち、長期にわたりエネルギー問題を徹底的に解決できる可能性のある熱核融合炉の研究に取り組んでいる。中国政府のITER計画の国際協商への参加は、中国の発展途上大国としての中国と人類の未来に対する責任ある態度、国の扉を開いて国際科学技術強力に参加するという積極的姿勢を示している。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年11月14日

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