顔認証分野において、誤認率とオミッション率はアルゴリズム能力を判断する主な指標とされている。誤認率が同じ場合、正確率が高くオミッション率が低いほど技術性能は高いということになる。
11月16日に発表された報告によると、世界顔認証アルゴリズムの最高水準は1000万分の1の誤認率で、オミッション率は1%以下まで低下した。これは、1000万分の1の誤認率において正確率は99%を超えていることを意味し、前年同期と比較して性能は80%向上した。
さらに、これは中国のAIベンチャー企業3大手の商湯、依図、曠視が公の場で参加した初めてのコンペであり、激しい実力争いだったと言える。
そのほか、最新ランキングのトップ10に入った企業のほとんどがベンチャー企業で、老舗企業の顔認証技術の更新速度はベンチャー企業より遅れていることを示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年11月24日