故宮の参観者が延べ1700万人突破 80年・90年代生まれが主力

故宮の参観者が延べ1700万人突破 80年・90年代生まれが主力。

タグ:故宮博物院

発信時間:2018-12-22 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 15日11時40分、20歳の大学生の劉さんは午門から故宮博物院に入り、今年度1700万人目の参観者となった。故宮博物院の年間参観者は初めて1700万人を突破し、過去最高記録を更新した。


 2009年、故宮の参観者は初めて延べ1000万人を突破。その後、年間100万人規模で増加し、2012年度に1500万人、16年度に1600万人を突破し、今年は初めて1700万人を突破し、年間参観者の記録を絶えず更新し、その名に恥じない世界一参観者の多い博物館になった。


 故宮の統計によると、今年の参観者は30歳以下が40%、30~40歳が24%、40~50歳が17.5%を占め、若者、特に80年・90年代生まれが故宮博物院の参観者の「主力」になっているとわかる。2000年以降生まれがその次に多い。地域別で見ると、山東、河北、河南、江蘇など周辺都市からの参観者が最も多く、約468万人、全体の27.5%を占める。直轄市の中では北京市内からの参観者が最も多く、41万7000人だった。上海、天津、重慶はそれぞれ31万人、21万4000人、10万2000人。


 2018年、故宮博物院は1日8万人の入場制限を76日間行い、新記録を打ち立てた。2017年の入場制限実施日数は52日、16年は47日、15年は32日だった。入場制限実施日数の増加は、山間意欲が絶えず高まっていることを示す。また、参観区域の分布にも新たな変化が見られ、中軸線の外のエリアの人気が高まっている。時計館、珍宝館などの常設館の参観者も増加し、2018年は2013年の倍の延べ524万人に達した。これらのデータから、故宮博物院は社会、特に若者から注目されているとわかる。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年12月22日

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