そのほか、中国がロシアと協力した同位体パイロジェンは「嫦娥4号」をサポートする。中国が南米に建設したアルゼンチン深宇宙ステーションが「嫦娥4号」の観測任務に参加した。欧州宇宙機関の観測ステーションも任務をサポートする。
「嫦娥4号」の打ち上げ前、米航空宇宙局のルナー・リコネサンス・オービター(LRO)チームは「嫦娥4号」プロジェクトチームの科学者とコミュニケーションをとり、米国が月軌道で運営するLRO衛星で「嫦娥4号」の着陸を観測し、科学研究を実施することについて話し合った。米国側は中国側にLRO衛星の軌道データを提供し、中国側はLROチームに着陸時間と着陸地点を伝えた。
中国国家航天局は、各国の宇宙機関、宇宙科学研究機関、宇宙探索愛好家と協力し、宇宙の謎を共同で探りたいとしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年1月11日