月探査と火星探査、どちらも欠けてはならない

月探査と火星探査、どちらも欠けてはならない。

タグ:月探査 火星探査

発信時間:2019-03-10 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


宇宙ステーション、月上陸に期待

 

 外国メディアは、中国は宇宙事業で追い上げていると見ている。CNNは3日、中国は1970年に最初の人工衛星を軌道に送り込んだが、その時に米国は宇宙飛行士を月に送り、中国は急速に追い上げていると伝えた。

 

 中国有人宇宙プロジェクト弁公室によると、中国の宇宙ステーション飛行任務はまもなくスタートし、今年下半期に宇宙ステーションのコアモジュール、「長征5号B」運搬ロケット、初飛行の搭載荷重が文昌打ち上げセンターに運ばれ、リハーサルを行う。続いて、時機を見て「長征5号B」運搬ロケットが初飛行任務を実施する。今年は中国の宇宙ステーション建設任務において肝心な年になる。宇宙ステーションのコアモジュールと打ち上げ任務を行う「長征5号B」運搬ロケットの開発が進められ、年内にリハーサルと初飛行任務の準備作業を実施する予定。宇宙ステーション飛行任務を行う宇宙飛行士の選抜・訓練も計画通り行い、コアモジュール荷重の初期段階の開発が進められている。また、次世代有人運搬ロケット、次世代有人宇宙船などの特別先行的研究プロジェクト、有人月探査プランの研究論証、コア技術の課題解決を行い、有人月探査の基礎を固めている。

 

 装備と技術の発展のほか、高い専門技術を持つ宇宙飛行士チームも有人宇宙事業発展に重要となる。全国政協委員で中国初の宇宙飛行士である楊利偉氏は4日に取材に応じ、「昨年、中国は第3陣宇宙飛行士選抜作業を開始した。一次審査、二次審査、決定の3段階で行い、すでに一次審査を終えている。今後、有人月探査は順調に発展するだろう。プロジェクトはまだ立ち上がっていないが、前期準備、コア技術の課題解決、論証作業を実施している。作業が進み、10年前後で中国人の月上陸は実現するだろう」と述べた。

 

 宇宙飛行士の選抜基準について、楊利偉氏は、「任務によって選抜基準は異なるが、月探査任務だと近地点で宇宙船から出るほか、月の重力、環境、温度などの試練にも耐えなければいけない。これらの要素により、宇宙飛行士に対する要求は高くなる」と話した。



「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年3月10日

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