アジア文明対話大会には画期的な意義=カンボジアの学者

アジア文明対話大会には画期的な意義=カンボジアの学者。

タグ:アジア文明対話大会

発信時間:2019-05-13 17:10:38 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「アジア文明対話大会は、画期的な意義を持つ大きなイベントで、人類文明の進歩と世界平和を後押しする大きな動力となる」。ロイヤルアカデミーオブカンボジア孔子学院院長のブス・ソフィクナ氏は先ごろ、『中新社』記者にこう話した。


 ブス・ソフィクナ氏は、アジア各国の文明と同様に、クメール文明が人類文明の進歩に大きく貢献したと指摘。カンボジアが悠久の歴史を持つ文明国で、紀元1世紀に建国され、9-14世紀のアンコール王朝が全盛期となり、当時は国力が隆盛して文化が発達し、世界でも有名なアンコール文明を創造したとしている。


 また、中国が昔から「礼節を重んじる国」として世界に名高く、カンボジアと中国の交流が千年にわたり、クメール文明と中華文明には悠久の歴史があると話した。


 ブス・ソフィクナ氏は世界の文明発展において、クメール文明と中華文明が長い歴史のなかで交流と相互参考を進めながら、長期の交流で混ざり合い、人類文明の発展に貢献したと説明する。世界の学者から称賛される世界文化遺産のアンコールワット建築群は、建築、彫刻、仏像造形芸術、宗教文化研究など多くの分野で、世界文明の交流・相互参考の奇跡を作り出した。アンコールワットのレリーフには、カンボジア人と宋朝時代の中国人の交流が描かれている。今では、カンボジアと中国の交流が日に日に頻繁となり、経済、教育、文化などの分野に広がっている。


 文明は、交流を通じて多彩になり、相互参考によって豊富になる。ブス・ソフィクナ氏は、アジア文明対話大会の開催について、人類文明の強化と発展につながる重大な先駆的取り組みで、中国が提唱する「一帯一路」建設と同じく、世界文明の発展に大きく貢献するとの見方を示した。アジア文明が対話交流を通じてコンセンサスをまとめ、アジア文明ひいては世界文明を発展させる深遠な思考が促進されることに期待を示している。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年5月13日


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで