ロシアのスプートニクの報道によると、宇宙飛行士の食事計画を作成するロシア科学アカデミー生物医学問題研究所のアレクサンドル・アグレーエフ所長は、キャビアは「ソユーズMS-13」物資輸送船の貨物リストに入っていないが、輸送船は宇宙飛行士にオリーブ、ナッツ、キャンディなどの新年の食品を持っていくと明かした。
ある記事によると、技術エラーが発覚したため、「ソユーズMS-13」物資輸送船の国際宇宙ステーションへの打ち上げは12月1日から12月6日に延期された。
ここ数年、物資輸送船は宇宙飛行士にキャビアを持って行くことが多いが、アグレーエフ氏は「今回の貨物リストにキャビアは入っていない」と述べた。
専門家によると、精神面をサポートする食品はオリーブ、ピスタチオ、ナツメ、ドライクランベリー、生姜のマリネ、クリーム蜂蜜、リンゴトローチ、松の実、チーズタイプの蜂蜜、ヘーゼルナッツ、チョコレート、各種キャンディがある。
そのほか、物資輸送船はワサビ、ケチャップ、トマトの缶詰、パプリカ、リンゴ、スウィーティー、オレンジ、レモン、玉ねぎ、ニンニクなどを持って行く。
アグレーエフ氏は、「ソユーズMS-13」の打ち上げは延期されたが、新鮮な果物と野菜をリストから外すべきではないとの考えを示した。
アグレーエフ氏は、「すべての食品の消費期限は長く、1カ月前に打ち上げ基地に輸送される。果物と野菜は2週間前に運ばれ、保存環境によって決まるが、打ち上げ前にすべて輸送される」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年11月27日