国家林業草原局の発表によると、1985年に「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」の締約国になってから、中国の世界自然遺産事業は無から有、小から大へと変わった。現在の世界自然遺産は14件、複合遺産は4件で、いずれも世界最多となっている。
世界遺産委員会の諮問機関である国際自然保護連合(IUCN)による、世界遺産保護状況に関する権威ある評価報告書「世界遺産見通し2020」によると、世界自然遺産と複合遺産のうち、全体状況が「良い」と「やや良い」の割合は世界が63%、中国が89%となっている。世界の「危機的状況」は7%で、中国は0%。中国の18件の世界自然遺産と複合遺産は全体的に保護状況が良好で、消滅の恐れのある遺産はゼロ。評価報告書によると、中国の全体的な保護状況は世界平均水準を大きく上回っている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年7月14日