世界初のビッグデータで持続可能な開発のための2030アジェンダに寄与する国際科学研究機関、持続可能な開発のビッグデータ国際研究センターが6日、北京市で正式に設立された。
これは国連が国際事業において中心的な力を発揮するよう支える中国の実質的な措置で、世界の科学者の持続可能な開発目標(SDGs)への参加と達成促進に向け新たな場を提供した。
国連のアントニオ・グテーレス事務総長はビデオメッセージの中で、「中国による持続可能な開発のビッグデータ国際研究センターの設立は、世界が科学技術革新により2030アジェンダの目標を達成するため重要な意義を持つ」と述べた。
持続可能な開発のビッグデータ国際研究センターは、次の5大任務を確立した。持続可能な開発のビッグデータプラットフォームの研究開発及び構築、持続可能な開発の指標の観測及び評価の科学研究の展開、持続可能な開発の科学衛星の研究・製造・運行、科学技術革新により持続可能な開発を促進するシンクタンクの設立、発展途上国向けの教育と訓練の提供。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年9月7日