冬季五輪の全面的なリハーサルを行うため、今回のフィギュアスケートのアジアンオープントロフィーのすべての流れが、世界ハイレベルフィギュアスケート大会に準じるものとなった。また初の全要素のテストを通じ、各国の選手と国際スケート連盟の技術代表者が次々と高評価した。国際スケート連盟技術代表者は、「現場の空間、氷面、音響などの設備は全体的に素晴らしく、北京はすでに準備万端と言える」と述べた。
説明によると、今回のアジアンオープントロフィーは首都体育館が今年1月に4年ぶりに使用開始された後に開催された初の国際大会だ。これは冬季五輪前に首都体育館及び運行チームが、感染対策常態化における全領域・全要素のテストを実施するチャンスとなった。
防疫は今回のテスト大会の重要内容だった。海淀区衛生健康委員会の張宇光副主任によると、海淀区はPCR検査、会場の予防的な消毒、人員の動線の区分、防疫物資の配布などの作業を徹底した。「1会場1プラン」「1店1プラン」の要求に基づき、バブル方式の管理を徹底した。大会関連人員は入境後、直ちにバブル方式の管理を受けた。エリアを重ねないよう分け、動線が交わらないようにし、境界線をしっかり管理し、人員がエリアから出ないようにした。大会関連の場所の人員流動は専用車が担当し、ポイントツーポイントで結び、バブル内から出ないようにした。物資やゴミの出入りなどについても関連マニュアルに基づきしっかり管理・処置した。バブル内のすべての人員とバブル外の重点サービスサポート人員を対象に毎日健康チェックを行った。専門の人員が責任を負い、徹底的に検査を行った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年10月18日