今年は「一帯一路」イニシアチブ10周年だ。海上シルクロード国際ドキュメンタリー大会2023が3日、古代「海上シルクロード」の出発都市である福建省泉州市で開幕した。フランス、英国、カナダ、日本、カンボジアなどの40数カ国及び地域の400人超のドキュメンタリー制作者、監督、専門家・学者が出席。海上シルクロード沿線諸国及び地域間のドキュメンタリー映像の文化交流を展開した。
中国外文局の陸彩栄副局長は、「ドキュメンタリーは人類のアルバムと呼ばれる、各国間の理解と友好を促進する架け橋だ。一帯一路イニシアチブの推進は、沿線諸国及び地域により多くの発展チャンスをもたらすだけでなく、中国と海外のドキュメンタリー協力に広い舞台を提供した」と指摘した。
今回の大会のテーマは「海上シルクロードの精神を発揚し、時代の変遷を記録」。開放・協力・互恵・ウィンウィンの国際映像文化及び産業協力交流プラットフォームを構築。ドキュメンタリーを仲介とし、海上シルクロード沿線諸国及び地域、特に発展途上国のドキュメンタリー産業の協力と発展を促進。沿線諸国と地域の民間交流、文明交流及び相互学習に貢献。
4日間の大会では、「21世紀海上シルクロードの10年」ドキュメンタリー優秀作品展示・上映、海上シルクロードドキュメンタリーシリーズテーマフォーラム、海上シルクロード世界遺産の夕べ、中国・アフリカドキュメンタリー交流日、中国・海外ドキュメンタリープロジェクト説明展示・上映などの15回のイベントが開催される。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年7月4日