杭州第19回アジア競技大会の開幕まで約2週間となった。開幕式前の見せ場である聖火リレーが8日、正式にスタートした。
杭州アジア競技大会の聖火の名称は「薪火」。長さは73センチメートル、重さは1200グラム。中華の五千年の文明を実証する良渚文化を元にデザインされた。
今回の聖火リレー開幕式は8日午前に、杭州西湖涌金公園広場で開催された。20日に杭州に戻り、完走を果たす。杭州アジア競技大会の開幕日に、杭州奥体中心メインスタジアムの聖火台に点火される。
聖火リレーが公共エリアで行われることを考慮し、気象による影響を減らすため、聖火は火力と耐風性・耐雨性が最大限に高められている。風速8級(17.2~20.7メートル毎秒)の強風と大雨でも火が消えず、はっきり見て取ることができる。耐風性や耐高温性などの面で多くの記録を更新した。
科学技術とアジア競技大会の融合。今回の聖火リレーの正式なスタートは、このスポーツの祭典の雄大な前奏曲を奏でる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年9月11日