シルクロード観光都市連盟の設立式が9月1日、江西省景徳鎮で行われた。同連盟はシルクロード精神に則り、共に議論・共同建設・共有を原則とし、シルクロード沿線を含む国内外都市の観光分野の交流と協力に長期的な協力体制を構築することを目的としている。
シルクロード沿線は多くの世界文化遺産が集まり、無限の活力と潜在力を有する観光の道である。中外文化交流センターの万鋌副主任は中国網の取材に対し、以下のように述べた。中外文化交流センターは2022年7月に寧夏回族自治区中衛市で「シルクロード都市文化と観光発展国際フォーラム」を開催し、国内外から大きな反響を呼び、シルクロードの観光協力体制とブランド構築の良好な基礎を築き、連盟創設の幕を切り開いた。「一帯一路」共同建設提唱10周年を迎え、中外文化交流センターは各方面の共通認識を集め、国内外の観光都市でシルクロード観光都市連盟を設立することを共同で発起した。
シルクロード観光都市連盟の設立は中国を含むアジア、アフリカ、欧州、アメリカ州の計26カ国58都市の関心と支持を獲得した。平和と発展は世界の主流であり、連盟の「平和協力、開放包容、相互学習・参考、互恵・ウィンウィン」という精神は国境を越え、時間がたつほどに新鮮なカリスマ性を備え、特にポストコロナ時代に観光協力を強化し人民のつながりを深め、共同発展を促進することは国際社会の重要な共通認識と切実な期待となっている。
連盟メンバーは共同建設または沿線国・地域に限らず、シルクロード精神に賛同する観光都市であれば加盟を申請することができる。シルクロード沿線国の交流と相互参考、人民のつながりを推し進めるため、連盟は以下の活動を行う。年次総会と「シルクロード都市文化と観光発展国際フォーラム」、国際旅行代理人大会、専門家諮問委員会会議とシルクロード対話3項年度重点活動、国際観光展示会(またはその他の重大国際活動)連合展示および「シルクロード観光名城」選出を行い、ハイレベルな業界内交流、産業需給マッチング、専門家知的支援、会員資源プロモーション、シルクロードブランド構築などの機能を実現し、会員都市の観光業の持続可能かつ質の高い発展を促す。
各方面の多大な支持のもと、連盟が活力を維持し、ブランド効果を高め、創設の初志を実現し、実際の効果を発揮し、グローバル発展イニシアチブとグローバル文明イニシアチブ、人類運命共同体の構築に貢献できることを望んでいる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年10月9日