中国航天科技集団第六研究院が14日に発表した情報によると、中国が独自に開発した130トン級再使用型液体酸素/ケロシンエンジンがこのほど、2回の地上点火・起動試験を順調に完了した。同エンジンは累計で15回の試験を完了し、30回の点火・起動を行った。累計試験時間は3900秒を突破。その試験回数は中国液体燃料ロケットメインエンジンの記録を塗り替え、中国の再使用キャリアロケットの初の打ち上げの基礎を固めた。
同エンジンは今後の中国の再使用ロケットのメイン動力で、総合的な性能と拡張能力と信頼性が高いといった特徴を持つ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年4月15日