中国科学院空天情報イノベーション研究院は27日、中国リモートセンシング衛星地上ステーション西南麗江衛星データ受信ステーションが同日、正式に完成し稼働開始したと発表した。全自動化された効率的な衛星データ受信能力を持つ。
これは中国西南地区の固定式衛星地上受信ステーションの空白と、中国西南地区の軌道高度500キロ以下の衛星のリアルタイム受信の空白を埋めた。衛星データ受信範囲は中国西南及び周辺地域をカバー。
専門家は、「中国西南地区は地震及び地質災害多発地域だ。重大な自然災害が発生すると、同ステーションは高タイムパフォーマンスで必要な宇宙データサポートを提供し、減災や防災などの高タイムパフォーマンス応用の需要を満たす。これは中国の減災・防災活動に対して重大な意義を持つ」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年9月29日