中国船舶大連造船と中船貿易が協力し、MSC向けに建造した1万6000TEUコンテナ船「マリア・クリスティーナ号」が21日、遼寧省大連市で交付された。同船は世界最大のB型LNG(液化天然ガス)燃料タンクを搭載。同船は大連造船が請け負うMSC向けの8隻のLNG二元燃料1万6000TEUコンテナ船の1隻目で、全長約366メートル、型幅51メートル、型深さ30.2メートル。
「マリア・クリスティーナ号」はB型LNG燃料タンクを搭載。その容量は1万3000立方メートル、重さは1200トンで、世界最大のB型LNGタンクとなっている。
試験航行において、試験航行指揮部は二元燃料メインエンジンや車軸発電機などを中心とし、試験航行の数々の難点を解消し、わずか13日ですべての試験航行内容を完了した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年10月22日