2010年上海万博韓国館の建築デザイン案が、23日発表された。「魅力的な都市、多彩な生活」をテーマにする韓国館は、芸術化した韓国文字で韓国の建築の特徴を示し、技術と文化を兼備えた未来都市を解釈する。韓国が1889年のパリ万博に初めて出展して以来、参加する最大規模の1回である。
今年6月に着工予定の韓国館は、万博会場のAゾーンにあり、浦東万博会場の主要出入口の一つに近く、敷地面積が6000平方メートル、外観と内部デザインは韓国文字と符号に基づき、それをよって韓国の国家の全体性と文化の独立性を示す。韓国館は全方位で、韓国人の生活を展示し、来場者に韓国式都市の未来の青写真を描く。
上海万博局副局長の朱咏雷氏によると、ここ数回の万博で、韓国館はハイテクと伝統文化と現代芸術を兼ね備えた完璧なパビリオンを見せた。上海万博組織者は、韓国館が2010年上海万博で最も人気を得るパビリオンの一つになると信じている。
韓国側によると、上海万博で韓国館に来場する人数は500万人以上と見込んでいる。2010年1~2月に外観建築を完成するという。
2010年5月26日から30日まで、韓国は「韓国デー」と「韓国ウイーク」など多種多様のイベントと文化公演を通じて、中国の人々に韓国とその国民の実像を見せる。
1889年パリ万博以来、韓国は20回の万博に出展した。韓国館は、ここ数回の万博で好評を博し、2005年日本愛知万博の優秀国家館、2008年サラゴサ万博でスペイン現地メディアによって最も入りたい国家館に選出された。
「上海万博公式サイト」より 2009年3月25日 |