万博史上初となる中国2010年上海万国博覧会「ケータイ入場券」が13日、上海で正式に公開された。世界各地から訪れる入場者は、携帯電話を持っているだけで、気軽に、なおかつ環境にも優しく上海万博を楽しむことができる。
上海移動(中国移動(チャイナモバイル)上海有限公司)の専門家によると、上海万博ケータイ入場券はRFID技術(無線通信識別技術)と移動携帯電話カードを融合させた初めての実用例となり、ケータイ入場券利用者は携帯電話番号を変更することなく、非接触通信機能を有するSIMカード1枚を交換するだけで、携帯電話の簡単な操作により、チケットの選択・購入・入場といった実際の入場券利用の全機能を利用可能となり、スムーズな万博会場への入場が実現する。
専門家によると、上海万博期間中、延べ7千万人以上の人々が上海を訪れ、その多くが万博会場を訪れると予測されており、万博「ケータイ入場券」は便利で環境にも優しく、また入場ゲートの流れを大幅に速くすることが期待されている。
「人民網日本語版」2009年10月14日