米国国務省のエリザベス・バグリー・グローバル・パートナーシップ担当国務長官特別代表は9日、米国の2010年中国上海万国博覧会(上海万博)への出展に関して行われた同省のブリーフィングで、「米国が上海万博に出展することは、米中関係が安定的に発展していることの証明だ」と述べた。
バグリー特別代表によると、中国は米国の参加を極めて支持するとしており、米国の今回の出展それ自体が、米中関係と「商業外交」が良好な発展情勢にあることの「非常に重要な証明である」という。
バグリー特別代表は、上海万博のテーマ「より良い都市、より良い生活(Better City,Better Life) 」は、持続可能で健全、かつ繁栄した21世紀の世界に対する国際社会の期待を体現するものだと指摘した。
バグリー特別代表によると、ヒラリー・クリントン国務長官が15日の中国訪問に際して、上海の万博会場予定地を訪れ、米国館を視察することを明らかにした。
米国務省が先に発表した声明によると、米国展覧団は今回の出展を契機として両国国民の友情を深め、長期的で積極的な米中関係の発展に対して米国が行った承諾を示すことを希望するという。(編集KS)
「人民網日本語版」2009年11月10日