第7回中国2010年上海万博国際フォーラムで明らかにされたところによると、オンライン万博が12日に開通、全世界のネットユーザーはwww.expo.cnにアクセスすれば、いつでもどこでも上海万博会場の3D画像を楽しめ、万博開催前に会場の出来栄えを堪能できる。
オンライン万博は中国2010年上海万博の2大セールスポイントのひとつで、3Dシミュレーション、マルチメディアなどの技術を使い、上海万博会場および各パビリオンをインターネット上で再現、全世界のネットユーザーは自宅で万博会場やパビリオンを見学することができ、上海万博の熱気をリアルに体験できる。
上海万博公式サイトによると、オンライン万博の開通により、万博の影響力を広げるのみならず、より多くの人々に実際に万博会場に足を運んでもらうことができるようになる。万博国際事務局(BIE)はオンライン万博を高く評価しており、「世界の博覧会史上初の革命的快挙」と認めた。
12日に開通したオンライン万博では、公式サイドが会場建設の進捗状況にしたがい、一部の会場風景、パビリオン外観を公開し、全世界のネットユーザーに開幕前に上海万博を体験する機会をプレゼントする。全世界が一体となって協力するプロジェクトとして、実際の各パビリオン建設の進捗に基づき、オンライン万博は今後新たなパビリオンの追加やコンテンツ追加を続けることになっており、デジタル化された会場のパノラマ図のほか、各パビリオン、各イベントが徐々にネット上で公開されてゆく。
計画では、オンライン万博英語版が来年初めに公開予定。同5月にはオンライン万博の全パビリオンが完成、実際の万博会場と一体となって、全面的に、精彩に全世界に向けデビューを果たす。(編集HT)
「人民網日本語版」2009年11月16日