2010年上海万国博覧会が4月30日夜、上海で盛大に開幕した。多くの海外のメディアが開幕式の盛況を高く評価している。
韓国の通信社聯合ニュースはこの日、「上海万博の開幕式は花火と照明の技術を活かして壮観な情景をイメージし、黄浦江岸の夜景と一体となって全世界の注目を集めた」としている。
ロシアのタス通信は記事の中で、「今回の万博は規模や出展者、及び観客の数でいずれも史上最高を記録しており、万博史上唯一無二の盛会となるだろう」としている。
ドイツの新聞「フランクフルター・ルントシャウ」は、「上海万博はこれまでのどの万博よりもすばらしい」と評価している。
アメリカのAP通信は、「上海万博の開幕は、中国のますます強大化する政治と経済の影響力を示している」とした上で、胡錦涛国家主席の話として、「世界各国の人民が忘れがたく、すばらしく、成功した盛会を分かち合うことができるだろう」としている。
また、日本、フランス、タイ、シンガポール、ブラジル、ケニア、カタール、パキスタン、ウクライナ、イタリア、アルゼンチン、カザフスタン、コンゴ、メキシコなどのメディアも万博の開幕式を報道した。
「中国国際放送局 日本語部」より2010年5月1日